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2012年5月30日水曜日

ゴールキーパーからの展開 3:3+2

こんにちは、zakiです。
更新が一ヶ月以上ぶりになってしまいました。本当に習慣づけるのがヘタです。

さて、先々週にリーグ戦が終わり、我々はリーグで優勝を飾ることが出来ました。
そして今週からはウチのチームのセレクションが始まりました。色々なクラブから試験を受けに来ていて面白いですね。特に目に留まる選手もいて、この年代(8〜9歳)からそういった競争が始まっているかと思うと、ちょっとかわいそうな気もしますね。。。ただ本人たちは本気なのでいい選手を見極められるよう頑張りたいと思います。

さて、今週はリーグ戦も終わり、我々のチームの最大の課題を時間をかけて解決しようということで、GKからの展開についてのトレーニングを始めています。
というのも我々のGKは一学年したの子が入っており、考える力、フィード力という面においてかなりビハインドを持っていました。リーグ中にGKからの展開について練習はしてきたのですが、別に注力していた部分があったので、特別にそれに時間をさくと言うよりは、都度指摘していた程度でした。
それから1年が経ちGKも戦術を少し理解できる年頃になってきましたので、チャンピオンズトーナメントを勝ち上がるためにもここでテコ入れをしようということで、下記の練習を始めました。



<目的>
・GKがボールを保持した際、サイドの選手は開いてボールを受ける事の習慣付け
・数的優位でのボール保持

<オーガナイズ>
・上図のようにコートを6等分する
・フリーマンが2人
・選手のレベルに応じて広さを変える
(あくまでも目的はサイドの選手への習慣付けがメイン)

<説明>
・GKからスタートし、GKは必ずサイドのエリア(上図①)に手で投げなければならない
・ボールを受けたDFは3:1でボール回し
 →攻撃側:3パスをした後、相手エリア(上図②)に侵入できる権利を得る
 →守備側:ボール奪取後、自陣にボールを戻し、そこから3:1を再開
・ボールがエリア②に侵入したら、②のエリアで3:2
 →攻撃側:DFから1人だけエリア②への侵入が許され、3:2になりシュートまで持っていく
 →守備側:3:2で守備を行い、ボール奪取後3:1(ボール奪取後FW1人は自陣へ戻る)から始める

・フリーマンは自陣の中でしか動けない。

<設定>
・特になし
(サイドの選手への働きかけはきっちりと行う)

<オプション>
・ボールが簡単に回るようであればフリーマンを1人にして全てのコートを動けるようにしても良い


2012年4月17日火曜日

サイド攻撃の意識付け:4:4+2


こんにちは。zakiです。
スペインではリーガエスパニョーラも終盤になり、かなり面白い試合が多くなってきています。また、子供たちのリーグも勝ち点計算がされるようになってきており、この世代からそんなことを考えながら試合するのかと驚きを隠せません。


さて、今回ご紹介するのは『サイドへの展開』を意識させるトレーニングです。コレは日本にいる時も町田高ケ坂FCの子供たちに実践したものです。それを年齢と技術力を考慮して今の子供達用に再編成しました。
FW側にはゴールする前に必ずサイドの深い位置にボールを運ばなければならないように設計しており、サイドをいかに早く攻略し、ゴールを目指すかが目標となってきます。

このトレーニングは、ボールを奪取した際にスグにピッチを広く使い、サイドへボールを運ぶ事を自動化させるために行ったトレーニングです。
コレは我々の基本プレーモデルを強化する目的に作成しました。




<目的>
・ボール奪取後、すぐにサイドへの展開を意識付けすること
・ボール奪取後、どちらのサイドを攻撃するかチームとして判断すること


<オーガナイズ>
・50m×30mの少しい大きめのコート(目的は切替時のサイド攻撃の意識付けのため)
・ゴールを2つ+コートの四方に7m×7mの四角を設置
・3対3+2人のフリーマン


<説明>
・基本的には4:4+2のゲーム
→ボール奪取後、ゴールするには、必ず攻撃方向の両サイドにある四角にボールを運ばなければならない。


<設定>
・攻撃側は必ず攻撃方向の両サイドの四角にボールを運ばなければならない。
・フリーマンもゴール可能



<オプション>
・タッチ制限
・スリーマンの数
・自陣の四角にもボールを運ぶという条件もあり(ただその際は、トレーニング目的が変わることになる)




2012年4月7日土曜日

アップ:3:3:3

さて、また1週間飛ばしてしまいましたね。申し訳ありません。
ちょいとサッカーに関係する短期の仕事をしておりました。

その仕事に関連して、今回はスペインのトッププロが練習しているトレーニングで我々のチームで採用できそうなものを紹介したいと思います。
ということで今回は、アップで行われるロンド(ボール回し)を紹介したいと思います。

以下のようなビブスを3色使いボール回しをすることをトリコロールと読んでいます。



<目的>
・事前の準備(特に味方の位置の認識と身体の向き)
・短いパスの精度(正確さ、強度)、狭い中でのコントロール
・攻守の切り替え

<オーガナイズ>
(年齢、レベルに寄ってかなり大きく違うようになりますが、今回はハイレベルを想定します。)
・1つのボックスを20m☓5mで3つ並べる。
・各ボックスに各ビブスを1人ずつの3:3:3。

<説明>
・3色のビブスで2チームが攻撃、1チームが守備の6:3のボール回し。また、各ボックスに各ビブス1人ずつでボックス内は1:1:1が成立する。
→攻撃側:15本ボールを回したら、1点。タッチ制限はトレーニング強度に寄って異なる。
→守備側:ボール保持で交代。弾いたり、触っただけでの交代はなし。ボール保持後、すぐにロンドを再開。

<設定>
・状況に応じてタッチ制限

<オプション>
・年齢やスキルによってオーガナイズの幅を設定。
・タッチ数の制限(オーガナイズの幅、トレーニング強度に依存)

2012年3月18日日曜日

サイドチェンジ:3:3:3


さて、第3回目です。

個人的な都合で1週飛ばしてしまいましたが、これからも1週間に1回は練習メニューを上げていこうと思います。


今回ご紹介するのは『サイドチェンジ』の課題をメインに置いて、『ポゼッション』、『攻守の切り替え』も意識させるトレーニングです。
FW側にはDFの位置、味方の位置を見てサイドチェンジをさせるように設計しています。また3:1で確実にボールポゼッションもさせるようにします。DF側は、ボールを奪取後すぐにゴールを目指すように設計しています。
このトレーニングは、今週末は実力が劣るチームとの試合のため、自分たちの基本プレーモデルを前進させる為、短長のパスの組合せでサイドを崩すことを目的として作成したものです。
(私が選手だった時よく「短いパスを繋いだ後は長いパスを入れろ!」と言われていたのですが、それをルールによって選手たちに強制的にトレーニングさせるような感じですね。)
<目的>
・ボールポゼッションからサイドチェンジ
・短長のパスを織りまぜてのポゼッション
・ボールを奪ったらすぐにフィニッシュへ繋げる
・ボールを奪われたらすぐに守備へ切り替え

<オーガナイズ>
・センターサークル付近に3ボックス+2つのゴール
・3人の攻撃+ 3人の攻撃 vs 2人(3人)の守備

<説明>
・サイドのボックスで3:1のボール回し
  →攻撃側:最低3本のパスを回した後、守備の状況を見て逆サイドへロングパス。逆サイドのボックスでも3:1を再度実施。その際、最初のボックスにいた守備はセンターのボックスへ。センターのボックスにいた守備は逆サイドの守備に入る。(上記①)
  →守備側:ボールを奪った後、すぐにどちらのゴールでも良いので、できるだけ早くフィニッシュ。その際、攻撃側は守備をする。(上記②)

<設定>
・攻撃側は最低3パスしなければサイドチェンジは出来ない
・サイドのボックスでは常に3:1
・攻撃側はサイドチェンジで1ポイント、守備側は得点で1ポイント

<オプション>
・年齢やスキルによって、中央のボックスの守備を2人にする
・サイドのポゼッションを3:2にする
・GKを攻撃側としてサイドチェンジに使用する

2012年3月3日土曜日

ポゼッション:4:2+2中央→サイドへの展開


さて、第2回目です。
今回ご紹介するのは『中央→サイドへの展開』を意識させるトレーニングです。FW側には短いパスを繋いだ後に長いパスでサイドへ展開するように設計しており、DF側には奪ったらすぐにサイドへ展開するよう設計をしています。
このトレーニングは、実力が拮抗した相手に対して、自陣ではボールが回せるのに、相手陣内に入った途端に焦って直線的にゴールを目指す傾向がみられたので、それを改善する為に作成したものです。

前回同様に、『中央→サイドへの展開』という課題と、我々の基本プレーモデルのサイドへ早く広くということを意識させるよう作成しております。

<4:2+2  中央→サイドへの展開>

<目的>
・中央でボールを保持した後にサイドへの素早い展開からフィニッシュ
・ボールを奪ったらすぐに味方を早く見つけてサイドに展開

<オーガナイズ>
・センターサークル付近にボックスを配置
・4人の攻撃 vs 2人の守備 + サイドに2人フリーマン

<説明>
・中央のボックスにて4:2のボール回し
  →攻撃側:5本パスを回した後、どちらかのサイドに素早く展開しセンタリングからフィニッシュ。中央ボックス内で奪われた際はその場から守備。奪い返したらすぐにサイドへ展開(上記①)
  →守備側:ボールを奪った後、すぐにどちらかのサイドに素早く展開しセンタリングからフィニッシュ。(上記②)

<設定>
・ボール回しの際は3タッチ以内
・守備側が奪った際は、すぐにサイドチェンジ
・攻撃側は奪われたらすぐにボックス内で奪い返し、すぐにサイドへ展開

<オプション>
・年齢やスキルによって、中央のボックスの大きさを変える
・年齢やスキルによって、中央のボックスのロンドにフリーマンを入れる

2012年2月25日土曜日

ポゼッション:4:3+1

さて、最初のトレーニング公開です。
今回ご紹介するのは、『攻守の切り替え』に重点を置きながらも、ボールポゼッション、味方を早く見つけること、も同時にトレーニングするものです。
このトレーニングは、2試合連続で攻守(特に攻→守)の切り替えが遅さが原因で失点をする場面が起こったので、取り組むことにしたものです。

この練習は、『攻守の切り替え』と言う試合から導きだされた課題と、我々の基本プレーモデルのサイドに早く広くということも意識させるように作成しました。

<4:3+1  攻守の切り替え+サイドチェンジ>

<目的>
・攻守の切り替え
・ボールを奪ったらすぐに味方を早く見つけて逆サイドに展開


<オーガナイズ>
・ペナルティー幅に2つのボックスを配置
・4人の攻撃 vs 3人の守備(1人は別のボックス) + フリーマン

<説明>
・片方のボックスにて4+1:2でボール回し
  →攻撃側:10本パスを回す or 5本以上回した後、ゴールを決めれば得点(上記②)
  →守備側:ボールを奪った後、すぐに逆サイドの選手にパスをし、ゴールを決めれば得点(守備側は全員攻撃参加)。その際、攻撃側は陣地内は全員で守備。陣地外は2名だけ守備が出来る。(上記①)

<設定>
・ボール回しの際は3タッチ以内
・守備側が奪った際は、5秒以内にゴールを目指す

2012年2月23日木曜日

2011-2012シーズンのチーム

さて、早速2011-2012シーズンの私の所属するチームの紹介と、トレーニングを公開するにあたっての普遍的な前提を書いていきたいと思います。

チーム名:Alboraya(地元の町クラブ、10-11歳カテゴリーのAlevin-Aはダノンカップスペイン代表)
カテゴリ:Benjamin-D(8-9歳のカテゴリーの9歳のチーム、Dは上から4番目のレベル)
人数  :10名(スペインでは11歳以下のリーグ戦は全て7人制)
練習日 :週に月、水の2日 + 土日のどちらかにリーグ戦
練習時間:1時間30分(前後に他のチームのトレーニングがあるので、必ずこの時間)

基本フォーメーション:1-2-3-1
監督  :Luis(レベルⅡを取得中)

基本プレーモデル
ボールを動かしながら両サイドを早く広く使う

上記のような前提を基に我々は毎週練習を行っています。
また、選手のポジション特性は以下になります。
GK         :2人
DF+MF :4人
MF+FW:4人

このようなチームでリーグを戦っております。

また、この子供たち日本の子供のように素直ではありませんw
監督が話していても自分の話をするし、練習中に座り込んでしまうしと、かなりの強敵です。そんな愛らしい子供たちとのトレーニングをこれから公開していきたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

-追記-
スペインではリーグ戦を子供でも戦っているので、この要素の他に相手のフォーメーションや、相手のプレーモデルも練習に関係してきます。
下記忘れていたので、追記しておきます。