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2012年3月18日日曜日

サイドチェンジ:3:3:3


さて、第3回目です。

個人的な都合で1週飛ばしてしまいましたが、これからも1週間に1回は練習メニューを上げていこうと思います。


今回ご紹介するのは『サイドチェンジ』の課題をメインに置いて、『ポゼッション』、『攻守の切り替え』も意識させるトレーニングです。
FW側にはDFの位置、味方の位置を見てサイドチェンジをさせるように設計しています。また3:1で確実にボールポゼッションもさせるようにします。DF側は、ボールを奪取後すぐにゴールを目指すように設計しています。
このトレーニングは、今週末は実力が劣るチームとの試合のため、自分たちの基本プレーモデルを前進させる為、短長のパスの組合せでサイドを崩すことを目的として作成したものです。
(私が選手だった時よく「短いパスを繋いだ後は長いパスを入れろ!」と言われていたのですが、それをルールによって選手たちに強制的にトレーニングさせるような感じですね。)
<目的>
・ボールポゼッションからサイドチェンジ
・短長のパスを織りまぜてのポゼッション
・ボールを奪ったらすぐにフィニッシュへ繋げる
・ボールを奪われたらすぐに守備へ切り替え

<オーガナイズ>
・センターサークル付近に3ボックス+2つのゴール
・3人の攻撃+ 3人の攻撃 vs 2人(3人)の守備

<説明>
・サイドのボックスで3:1のボール回し
  →攻撃側:最低3本のパスを回した後、守備の状況を見て逆サイドへロングパス。逆サイドのボックスでも3:1を再度実施。その際、最初のボックスにいた守備はセンターのボックスへ。センターのボックスにいた守備は逆サイドの守備に入る。(上記①)
  →守備側:ボールを奪った後、すぐにどちらのゴールでも良いので、できるだけ早くフィニッシュ。その際、攻撃側は守備をする。(上記②)

<設定>
・攻撃側は最低3パスしなければサイドチェンジは出来ない
・サイドのボックスでは常に3:1
・攻撃側はサイドチェンジで1ポイント、守備側は得点で1ポイント

<オプション>
・年齢やスキルによって、中央のボックスの守備を2人にする
・サイドのポゼッションを3:2にする
・GKを攻撃側としてサイドチェンジに使用する

2012年3月3日土曜日

ポゼッション:4:2+2中央→サイドへの展開


さて、第2回目です。
今回ご紹介するのは『中央→サイドへの展開』を意識させるトレーニングです。FW側には短いパスを繋いだ後に長いパスでサイドへ展開するように設計しており、DF側には奪ったらすぐにサイドへ展開するよう設計をしています。
このトレーニングは、実力が拮抗した相手に対して、自陣ではボールが回せるのに、相手陣内に入った途端に焦って直線的にゴールを目指す傾向がみられたので、それを改善する為に作成したものです。

前回同様に、『中央→サイドへの展開』という課題と、我々の基本プレーモデルのサイドへ早く広くということを意識させるよう作成しております。

<4:2+2  中央→サイドへの展開>

<目的>
・中央でボールを保持した後にサイドへの素早い展開からフィニッシュ
・ボールを奪ったらすぐに味方を早く見つけてサイドに展開

<オーガナイズ>
・センターサークル付近にボックスを配置
・4人の攻撃 vs 2人の守備 + サイドに2人フリーマン

<説明>
・中央のボックスにて4:2のボール回し
  →攻撃側:5本パスを回した後、どちらかのサイドに素早く展開しセンタリングからフィニッシュ。中央ボックス内で奪われた際はその場から守備。奪い返したらすぐにサイドへ展開(上記①)
  →守備側:ボールを奪った後、すぐにどちらかのサイドに素早く展開しセンタリングからフィニッシュ。(上記②)

<設定>
・ボール回しの際は3タッチ以内
・守備側が奪った際は、すぐにサイドチェンジ
・攻撃側は奪われたらすぐにボックス内で奪い返し、すぐにサイドへ展開

<オプション>
・年齢やスキルによって、中央のボックスの大きさを変える
・年齢やスキルによって、中央のボックスのロンドにフリーマンを入れる