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2012年3月3日土曜日

ポゼッション:4:2+2中央→サイドへの展開


さて、第2回目です。
今回ご紹介するのは『中央→サイドへの展開』を意識させるトレーニングです。FW側には短いパスを繋いだ後に長いパスでサイドへ展開するように設計しており、DF側には奪ったらすぐにサイドへ展開するよう設計をしています。
このトレーニングは、実力が拮抗した相手に対して、自陣ではボールが回せるのに、相手陣内に入った途端に焦って直線的にゴールを目指す傾向がみられたので、それを改善する為に作成したものです。

前回同様に、『中央→サイドへの展開』という課題と、我々の基本プレーモデルのサイドへ早く広くということを意識させるよう作成しております。

<4:2+2  中央→サイドへの展開>

<目的>
・中央でボールを保持した後にサイドへの素早い展開からフィニッシュ
・ボールを奪ったらすぐに味方を早く見つけてサイドに展開

<オーガナイズ>
・センターサークル付近にボックスを配置
・4人の攻撃 vs 2人の守備 + サイドに2人フリーマン

<説明>
・中央のボックスにて4:2のボール回し
  →攻撃側:5本パスを回した後、どちらかのサイドに素早く展開しセンタリングからフィニッシュ。中央ボックス内で奪われた際はその場から守備。奪い返したらすぐにサイドへ展開(上記①)
  →守備側:ボールを奪った後、すぐにどちらかのサイドに素早く展開しセンタリングからフィニッシュ。(上記②)

<設定>
・ボール回しの際は3タッチ以内
・守備側が奪った際は、すぐにサイドチェンジ
・攻撃側は奪われたらすぐにボックス内で奪い返し、すぐにサイドへ展開

<オプション>
・年齢やスキルによって、中央のボックスの大きさを変える
・年齢やスキルによって、中央のボックスのロンドにフリーマンを入れる

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